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爪って必要?剥がしちゃダメ?そもそもなぜ巻くの?!

爪が皮膚に食い込んで痛い巻き爪。
そもそもなぜ爪が巻くのか?その原因を知る事が何より大切です。
原因を知らなければ対策できませんからね〜!!
という事で爪の構造から見ていきましょう!

爪ってそもそも何であるの?必要?

巻き爪や陥入爪など、爪のトラブルでお悩みの方は痛すぎて、「こんな爪、剥がしてしまいたい!」と言う気持ちになった事があると思います。

でもこの〝爪〟実はとても大切な働きをしているんです。

ちょっと足から離れますが・・・。

ふだん私たちは小さなものを掴んだり、紙をめくったり・・・。手の指先を使って様々な作業を当たり前の様に行なっていますよね。

でももし手の爪がないと、薄い紙や小さな物を〝掴む〟と言う作業が困難になります。


なぜかと言うと、指先の骨は指先に向かうほど細くなっていき、爪の真ん中くらいの位置までしかありません。ですので、指先は骨の先端を包んだ肉しかない状態になっています。

爪がない状態で何かをつかもうとすると、指の腹に加わった圧を骨がある部分でしか受け止める事ができず、指先(先端)がうまく機能しなくなるのです。

でも爪があれば、指の腹から加わった圧を爪が受け止めて跳ね返してくれるので、指に先まで力が入って細かい作業ができる様になります。


この働きを「爪圧」と言います。

では本題!!足の場合を見ていきましょう。

私たちが歩く時、必ず指先が地面を蹴る様な形で次の一歩を踏み出しています。この時指の腹からの圧力を爪が受け止める事でバランスを取っています。

そう!!この時にも手と同じで足にも「爪圧」が働いています。

私たちは爪があるお陰でしっかりと地面を踏み締めて歩くことが出来ているのです。

反対に爪がなければ、骨が届いている部分までしか力が入りにくい為、指先で踏み切る事ができずに指の付け根等に負荷がかかり、ペタペタと歩く様になってしまいます。

この様に、爪はただ指先にあるものではなく、重要な働きをしています!

ですので知らずに安易に剥がしたり、切ったり根元から生えてこなくする手術を選択するのは日常生活に大きな変化をもたらしますので本当によく考えて決めてほしいと思います。

つめのちゃん
つめのちゃん
本当にじっくり考えて欲しい!!

足の爪は何で巻くの?

爪が大切ってことは分かったけど・・・。
じゃあ何で足の爪は巻いてくるの?と言うのが気になりませんか?

なぜ巻くのかの原因がわかれば解決法も見えてきますからね!!
と言う事で巻き爪になる原因をお伝えします。

ズバリ足の爪が巻く大きな原因は・・・。

爪自体が巻きやすい性質だから。

なんですよね。そう言う性質を持っているんです。

爪は水分量が減少して乾燥状態になると、内側に巻きやすい性質を持っています。なので保湿は必須です!!

と言っても手の爪はあまり巻きませんよね。じゃあなぜ足の爪が巻きやすいのかと言うと・・・。

手とは全く違う環境にあることです。

手は小さなものを掴んだり、握ったり、手のひらも指先も使う細かな動きを常にしています。

ですが足に至っては小さなものを掴んだり握ったりすることがありません。

当たり前じゃん!足なんだから。と思われるかもしれませんが、足のトラブルと無縁の人は、ものを掴んだりグーチョキパーをなんなく出来る方が多いのです。

そもそも足は細かな動きどころか、長時間靴下の中。そして靴の中。指先の動きを制限されている時間がほとんど。


その状態でも足指の付け根やかかと、側面やふくらはぎなど別の場所に負荷をかければ歩けてしまうので、指先までちゃんと使って歩くという事を考えることもありません。

この様に、足をあまり意識しない環境が巻き爪を引き起こす要因となっていると言ってもいいでしょう。

手の指が思う様に動かなかったり、変形してきたら?
爪が分厚くなったり変な色になってきたら・・・?
すぐに何とかしたい!!と思うはず。

でも足は自分の目にも他人の目にも触れにくい分、意識がとても低くなるのです。

つめのちゃん
つめのちゃん
寝たきりなどで歩けずに、爪圧の働かない状態も巻きやすくなります・・・。

巻かない様にするにはどうすればいいの?

一番大切なことは〝足の爪が大切だと言う意識を持つこと〟です。

よく考えてみてください。
日本人女性の標準的な体系でいうと、50キロほどの体をたった20数センチの足で受け止めているのです。

しかもそれが平らな足の裏全面ではなく一点で受け止めたとしたら・・・。
足にかかっている負担は相当なものですよね。

ヒールならつま先。スリッパなら指の付け根。O脚であれば側面。
その一部に大きな負荷がかかります。

ですから、今足にトラブルがあるのであれば歩き方を意識する事が必要です。

かかとから着地して、足裏ー指の付け根ー指先へと重心を移動させて、きちんと指先で踏み切って次の一歩を踏みだ出します。

これにより、爪が上を向いて巻いたり、靴に当たって痛い、靴下が破れる。反対に爪が皮膚に食い込んだり、伸びない。と言うトラブルも避けられます。

つめのちゃん
つめのちゃん
〝歩く〟と言う動作は小さい頃から無意識に行なっているからこそ意識が必要ですね!!

まずは、巻き爪になりにくい足作りのために歩き方!!
そして爪切りや靴など、足に関するもの全てを今一度意識してみてくださいね!!